生徒様の英文改善録 #1ー初級レベル

英語を学ぶ中で、自分では気づかない間違いをしてしまうことはよくありますよね。
でも、他人の間違いを見ることで「あ、これ自分もやりがち！」と学びのチャンスが生まれます。
今回のブログでは、実際に生徒様が書かれた英文をもとに、よくある間違いとその解決方法を解説していきます。

さあ、あなたはこの間違いに気づけるでしょうか？一緒にチェックしてみましょう！

さて、こちらが今回の問題文です。

It can connect two devices on the same time.

一見すると正しそうに見えるこの文章。
でも、実はネイティブスピーカーなら「ん？」と引っかかるポイントがあるんです。
あなたは、この文のどこに問題があるかわかりますか？

少し考えてみてください……。

正しい文はこちらです。

It can connect two devices on the same time.
↓
It can connect to two devices at the same time.

間違いは主に2つのポイントに分かれます。

1. "connect two devices"ではなく"connect to two devices"

英語では、「接続する」という動詞 "connect" の後には "to" を使うのが一般的です。
例えば、「AをBに接続する」という場合には "connect A to B" と表現します。
今回の文でも、具体的にどこに接続するかを示すために "to" が必要です。


2. "on the same time"ではなく"at the same time"

英語では、「同時に」を意味する表現は "at the same time" が正解です。
"on" は物理的な位置を示す際に使うことが多いですが、時間に関する表現では通常 "at" を使います。
たとえば "at 5 p.m." のように、時間の特定をする際は "at" が適切です。

これら2つのポイントを修正することで、正しい英文が完成します！

今回の例文は、英語学習者が特によく陥りがちな2つの間違いを含んでいました。

1つ目は "connect" の後に "to" を忘れてしまうこと。
2つ目は、時間に関する前置詞の選択ミスです。

こうした間違いは、少し意識するだけで簡単に防げます。
特に、使う単語にどのような前置詞がつくのかを意識して覚えることで、より自然な英語が身につきます。

他人の間違いは、あなたにとって貴重な学びの材料です。
今回の改善録を通じて、次は「同じ間違いをしないぞ！」
と意識していただけたら嬉しいです。

次回も実際の事例をもとに、学びにつながる解説をお届けします。
お楽しみに！