正しい文法と正しい単語を使って話しても相手に伝わらない。
TOEIC900点以上もってるけど、相手の言っていることがわからない。
英語の知識が豊富な人でも、ことが起こります。
その原因は「コロケーション」と「発音」です。
これからそのことについて理由を書いて行くのですが、
そのことに関して神動画を見つけたので、それを見ていただくだけでもかまいません。
コロケーション
さて、コロケーションという言葉をご存知でしょうか?
なんか聞いたことあるけどよくわからない?
コロケーションとは、よく使われる「単語の組み合せ」のことです。
例をWikipedeiaから引用しました。
“
- be going to(未来)
- out of「から外へ」
- not…any longer「もう…ない」
- for the sake of「のために」
“
これらの他にもたくさんの種類があります。
当たり前に使っている方も多いかも知れません。
なぜこのコロケーションをテーマにしているかと言うと、
「学校では習わないのに、めちゃくちゃ使われるから」です。
例えば「洗濯物を洗う」を英語で言うとします。
「洗濯物」が”laundry”
「洗う」が”wash”
なので“wash laundry”
正しいですし、一応伝わりますが、この言い方は使われません。
使われるのは“do laundry”です。
What!?って感じですよね。
コロケーションの身につけ方
コロケーションがやっかいなのは、なぜそうなっているのかと聞かれても
「こういうものだから」という返答しかできないことです。
なのでどのように覚えるかと言うと、
実際にたくさんのコロケーションに触れて、経験していくしかないのです。
英語で映画を見たり本を読んだり。
ただ、コロケーションを覚えようと意識して学習する人はそんなにいないと思います。
僕も意識したことはありません。
しかし、自分がコロケーションを使えるようになるには、
コロケーションに対して「今のはコロケーションかぁ」と、
コロケーションを意識的に頭に入れられるようになったほうが良いです。
そうでないと、コロケーションに出会ったとしても、
普通の文のようにただ単語が並んでいるようにしか見えませんから。
コロケーションは僕ら学校で習う文法とは異なるのに、
英語圏で普通に使われる言葉の塊です。
コロケーションの知識がなくてもコミュニケーションは可能ですが、
知っていればより自分の意志がより伝わりやすくなりますし、
相手のコロケーションを誤解してしまうことも防げます!
映画や音楽を聞くときなど、実践的な英語の中に、
ぜひコロケーションを意識的に探してみてください!