英語学習をする者、一度は勉強方法を選ぶべきか悩むものです。
僕も学習方法について考えることがあるのですが、ふとこう思いました。
「国の外交機関や軍は言語教育が必須であることが多い。
国事に関わる彼らの言語学習法が最強なのでは?」と。
例えば、アメリカの有名な特殊部隊、「グリーンベレー」の選抜工程の一つに
“Basic Special Operations Language Training (BSOLT)”と呼ばれる
第二言語習得トレーニングがありますが、驚いたことに期間は26週間、たった約7か月です。
グリーンベレーの作戦地域での重要な役割は「現地民を教育しアメリカ側の勢力とする」ことですから、
軍事教育ができるレベルの言語能力を7か月で培うのはただことではありません。(7か月後も継続して
グリーンベレーでなくても、アメリカ軍では現地軍との連携のために26~63週間(言語の難易度による)のカリキュラムがあるようです。
アメリカ軍ではどのようなカリキュラムで学習しているのか、我々に真似できることはないかを調べてみました。
アメリカ陸軍の基本的な学習カリキュラム
以下の動画では、実際に言語訓練を受けた元陸軍兵士のインタビューを聞くことができました。
https://youtu.be/LscsBFR93nc?t=96
この元アメリカ陸軍の方によると、以下のようなカリキュラムを体験したようです。
(1)訓練で定められた学習期間は9か月
(2)学習期間中は軍の言語学校「Defense Language Institute (DLI)」で生活する。
(3)学習時間は1日8時間
(4)最初の一週間以降は英語禁止
(5)卒業後も、1年か2年ごとに言語力評価テストがある。
具体的な学習方法には触れられていませんでしたが、
授業後も暗記カード使って生徒同士でテストをしたらしいです。
https://youtu.be/LscsBFR93nc?t=96
この元アメリカ陸軍の方によると、以下のようなカリキュラムを体験したようです。
(1)訓練で定められた学習期間は9か月
(2)学習期間中は軍の言語学校「Defense Language Institute (DLI)」で生活する。
(3)学習時間は1日8時間
(4)最初の一週間以降は英語禁止
(5)卒業後も、1年か2年ごとに言語力評価テストがある。
具体的な学習方法には触れられていませんでしたが、
授業後も暗記カード使って生徒同士でテストをしたらしいです。
アメリカ軍の言語学習クラスの様子
他の資料からさらなる情報が判明しました。
https://www.youtube.com/watch?v=Pi5taR18uZ8
言語訓練のコンセプトとしては、「イマージョン・プログラム(Iso-immersion)」という、
いわゆる「他言語漬け」の状態にすることとが基本のようです。
(単に現地の言葉で話すだけでなく、服装やジェスチェーまで現地民になりきる)
"Scribble"という思ったことを学習言語で書き殴る練習や、
現地文化の体験会まで実施されています。
クラスは10人未満の様子。
クラスでは階級、軍部ごちゃまぜらしいですので、
彼らにとっては普段話せない人と話すいい機会になっているかもしれませんね。
能力に合わせて、英語よりも他言語の使用率を増やしていくようです。
各言語でのクラス終了後に目指すレベルは大学レベルとのこと。
(大学レベルって具体的にどれくらいなのかよくわからないが)
https://www.youtube.com/watch?v=Pi5taR18uZ8
言語訓練のコンセプトとしては、「イマージョン・プログラム(Iso-immersion)」という、
いわゆる「他言語漬け」の状態にすることとが基本のようです。
(単に現地の言葉で話すだけでなく、服装やジェスチェーまで現地民になりきる)
"Scribble"という思ったことを学習言語で書き殴る練習や、
現地文化の体験会まで実施されています。
クラスは10人未満の様子。
クラスでは階級、軍部ごちゃまぜらしいですので、
彼らにとっては普段話せない人と話すいい機会になっているかもしれませんね。
能力に合わせて、英語よりも他言語の使用率を増やしていくようです。
各言語でのクラス終了後に目指すレベルは大学レベルとのこと。
(大学レベルって具体的にどれくらいなのかよくわからないが)
言語トレーニング中の米軍兵士の一日
言語学習期間も軍規に基づいた生活をします!
YouTube動画のインタビューによると、以下のようなスケジュールのようです。
05:30に起床
07:00に朝の行進
15:30まで授業
授業後は訓練
19時~自習時間
22時:就寝時間
何時から授業開始かは明確ではありませんでしたが、
9時スタートだとすると休憩時間を抜いて約5時間、
更に自習で3時間ほどだとすると、
約8時間を毎日勉強に費やすんですね。
これは短期間である低語の言語習得が可能であることもうなずけます。
英語学習をしている社会人、または英語学習経験のある社会人の方は、
1日8時間英語の勉強をする大変さがよくわかるはずです。
さらに、語学学校に通う兵士には当然宿題が課せられます!
毎日の宿題
「20~80の単語を暗記」
「発音のレコード」
「リスニングと翻訳」
毎日最低20単語の暗記は楽ではないペースです。
また、発音をレコードして、お手本と聴き比べるのは非常に
有効な発音トレーニングですが、ひとりでの発音練習は
思うように行かないことが多くストレスが貯まるもの。
自分の発音を聞くこと自体、恥ずかしいですからね。
やはり、短期間での言語学習のうらには、濃厚で充実した日々の言語学習があったんですね!
YouTube動画のインタビューによると、以下のようなスケジュールのようです。
05:30に起床
07:00に朝の行進
15:30まで授業
授業後は訓練
19時~自習時間
22時:就寝時間
何時から授業開始かは明確ではありませんでしたが、
9時スタートだとすると休憩時間を抜いて約5時間、
更に自習で3時間ほどだとすると、
約8時間を毎日勉強に費やすんですね。
これは短期間である低語の言語習得が可能であることもうなずけます。
英語学習をしている社会人、または英語学習経験のある社会人の方は、
1日8時間英語の勉強をする大変さがよくわかるはずです。
さらに、語学学校に通う兵士には当然宿題が課せられます!
毎日の宿題
「20~80の単語を暗記」
「発音のレコード」
「リスニングと翻訳」
毎日最低20単語の暗記は楽ではないペースです。
また、発音をレコードして、お手本と聴き比べるのは非常に
有効な発音トレーニングですが、ひとりでの発音練習は
思うように行かないことが多くストレスが貯まるもの。
自分の発音を聞くこと自体、恥ずかしいですからね。
やはり、短期間での言語学習のうらには、濃厚で充実した日々の言語学習があったんですね!
まとめ
「早く英語できるようになりたい」という初学者の方によく出会います。
その気持自体は全く悪いものではないですが、その気持が強いと、
日々英語の成長を感じられなくなると
「自分は英語を話せるようになれるのか・・・」
「自分は正しく英語学習できているのか・・・」
など余計な不安にかられ、英語学習のやる気が削がれ、
挫折につながる事が多いです。
なので、そのような気持ちが強すぎると思う方には、
もっと長い目で英語の成長を見ていただくために、この米軍の言語学校の話をします。
「他言語習得は毎日8時間やっても2か月以上かかるものなのか!」っと思っていただけるからです。
ですので、もしもあなたが英語の伸び悩みに悩んでいるのなら、
今回紹介したストーリーから「そもそも他言語習得は大変」ということを
思い出していただき、長期的な視点を持ってコツコツと頑張っていただければと思います!
Good luck!
その気持自体は全く悪いものではないですが、その気持が強いと、
日々英語の成長を感じられなくなると
「自分は英語を話せるようになれるのか・・・」
「自分は正しく英語学習できているのか・・・」
など余計な不安にかられ、英語学習のやる気が削がれ、
挫折につながる事が多いです。
なので、そのような気持ちが強すぎると思う方には、
もっと長い目で英語の成長を見ていただくために、この米軍の言語学校の話をします。
「他言語習得は毎日8時間やっても2か月以上かかるものなのか!」っと思っていただけるからです。
ですので、もしもあなたが英語の伸び悩みに悩んでいるのなら、
今回紹介したストーリーから「そもそも他言語習得は大変」ということを
思い出していただき、長期的な視点を持ってコツコツと頑張っていただければと思います!
Good luck!